紫外線をたくさん浴びると皮膚科癌になる、といわれたことはありませんか?顔や体にシミやイボのようなできるのは癌になる前兆なのでしょうか?年齢を重ねてできる脂漏性角化症は癌になるものなのでしょうか?

脂漏性角化症とは?

年齢とともにイボ状にできるものを脂漏性角化症といいます。イボはウイルスで感染するものを指しますが、脂漏性角化症は形は似ていますが、ウイルス性ではありません。老人によくできるので、老人性イボともいわれます。脂漏性角化症は紫外線や刺激を受けたことが原因でなることが多く、若い人でも脂漏性角化症ができることがあります。その為に日ごろから紫外線を防ぐ日焼け止めや、スキンケアをすることで予防にもなります。基本的には良性のものなので、癌になる可能性が低いのですが、脂漏性角化症だと思っていたら実は悪性の場合もあるので注意が必要です。

脂漏性角化症と思っていたら・・・。

脂漏性角化症と区別がつきにくいので、心配な時は皮膚科にいって良性か悪性かをみてもらうことがよいでしょう。皮膚の癌は突然ではなく、はじめは皮膚表面にとどまっていることが多いのです。これを前癌症といい、癌細胞が増殖する前です。この段階で切除するとほぼ完治することができます。

代表的な前癌症

1.日光角化症

前癌症としても最も多くのみられる症状です。赤みが出たり、ザラザラした状態や角のようなイボができる場合もあります。脂漏性角化症とよく似た状態で見分けが難しいでしょう。肌が白い人や、外で仕事をするなど紫外線に多く当たる人で、日によく当たる顔や腕にできます。

2.ボーエン病

体のどこにでもできる前癌症です。赤みやシミのような黒い湿疹ができたり、乾燥した手湿疹のような状態になります。放置すると皮膚癌に進行する場合があります。

3.ほくろ

ほくろの中に癌細胞ができる場合があります。ほくろが前よりも大きくなったなど感じた場合には一度皮膚科にいくのもよいでしょう。ほくろも良性のものが多いのですが、自分で削ったりすると悪性にかわることもあるので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたか?脂漏性角化症は基本的には良性のものです。紫外線のダメージや加齢による原因のため、日ごろから日焼け止めやスキンケアをすることが予防にもなります。しかし、悪性の癌化するものは、脂漏性角化症とよく似たものもあります。急に増えたり、大きくなったという場合には早めに皮膚科にいくことが大切でしょう。